伝書鳩のブログ

レクチンフリー・グルテンフリー・自然派生活

「ぬか床始めました」ぬか床の作り方。リーキーガットな私はミヤリサンを飲んでいましたが、ぬか漬けで快腸になりました

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私は、2年ほど前にリーキーガット(腸もれ)対策を始めて、最近はお腹の調子は落ち着いています。

 

リーキーガットに多いと言われる、SIBO(小腸内細菌増殖症)もひどかったのですが、SIBOは低FODMAP食にすることで徐々に落ち着きました。

 

SIBOが落ち着いてから、発酵食品やプロバイオティクスを摂るようにして、腸内細菌を育むようにしました。

 

たくさんあるプロバイオティクスの中から、私と馬の合うプロバイオティクスを見つけました。

 

それが、ミヤリサンでした。

 

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ミヤリサンとは酪酸のひとつなのですが、ぬか漬けには酪酸菌が豊富に含まれています。

 

そんな私が最近はじめたぬか漬けと、その後のお腹の調子について書きたいと思います。

 

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ぬか床の始め方

 

思い立ったが吉日。

 

私のような腰の重い人は、やる気が出た時がチャンスです(笑)

 

健康食品店で米ぬかを見かけて「よし!始めよう」と思い、ぬかを購入しました。

 

真夏の暑い時期以外の、ちょっと涼しい季節だと始めやすいと思います。

 

ぬか漬け用の容器を吟味していたら、どれが良いか決められなかったので、とりあえず近所の100均で、冷蔵庫に入れることのできる高さで一番大きなタッパーを購入。

 

容器は高さはある程度あった方が、混ぜやすいです。

 

唐辛子や塩、昆布は大抵は台所に常備していますし、ぬかと容器さえあればすぐに始められます。

 

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ぬか床の作り方

 

材料

 

生ぬか(できれば無農薬)    1kg

水(浄水器)          1リットル(ぬかと同量)

天日海塩            150g(ぬかの13〜15%)

トウガラシ           2本(お好みで)

昆布              お好みで

捨て漬け用の野菜の切れ端    適量

 

 

① ぬか、水、塩を手でよく混ぜて、トウガラシ、昆布、捨て漬け用の野菜を入れる。

 

私は、捨て漬け用には、大根や人参の切れ端、キャベツなど入れていました。

 

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② 表面は平らにして、容器のふちの部分は布巾などで拭いて、いつも綺麗にしておきます。蓋をして完成です。

 

③ 保管は、家の中の涼しい場所に置いておきます。

 

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捨て漬け期間のお手入れ

 

 

捨て漬け期間は、2〜3週間ほど。

 

始めの10日間は、朝晩2回、ぬか床を混ぜます。

この間に、乳酸菌が増えていきます。

 

その後は、一日1回混ぜます。

 

混ぜる時のポイントは、上下をひっくり返すように混ぜることです。

ぬか床の中の菌は、上部、中部、下部で種類が異なるので、これが入れ替わるように空気が入るように混ぜます。

 

捨て漬け用の野菜は、3〜5日で取り替えます。

 

 

 

ぬか床のお手入れ

 

毎日、混ぜます

 

毎日一回、暑い時期は二回、ぬか床の表面と底面が入れ替わるように、ざっくりと混ぜます。混ぜ過ぎないのもポイントです。

 

普段は涼しいところに置いておきますが、長期間家を開けるなどでお手入れできない場合は、容器ごと冷蔵庫に入れて保管します。

 

容器が冷蔵庫に入らない場合は、ジップロックなどに入れて、冷蔵庫に入れます。

 

混ぜる時は、できれば素手で。ぬかで手がすべすべになります。

 

 

水っぽくなったら

 

ぬかを足したり、水分をキッチンペーパーなどで吸い取るか、小さな容器をぬか床の表面に埋め込んで水が流れ込むようにしてとります。

 

私がよくやるのは、ぬか床の真ん中に指で数センチの窪みを作っておきます。

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注)これは、おへそではありません

 

次のお手入れの時に、窪みに水が溜まっているので、綺麗な布巾で吸い取ります。

 

足しぬかの時は、ぬかと塩を混ぜたものを、ぬか床に混ぜ込みます。

 

 

 

ぬか漬け

 

ぬか床を始めてから、2週間過ぎたくらいで、香りも複雑になり、ぐっと旨味が増して美味しくなりました。

 

きゅうりは、丸ごとつけて、だいたい半日で浸かります。

 

大根は縦半分、人参は丸ごと、丸一日つけるとちょうど良い感じです。

 

ぬか床に入れるものも、山椒やからし、干し椎茸など、風味漬けにいろいろとあるようなのでお好みの風味が見つかると楽しいですね。

 

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この100均で購入した容器ですが、意外にも、匂いもれもなく優秀でした。

 

容器は陶器だと呼吸ができて良いようですから、条件にぴったりのものを気長に探したいと思います。

 

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写真の赤い大根は、色が綺麗ですが、ぬか床に赤い色が移ってしまいました。

私は気にせずにまぜましたが、気になる場合はご注意を。

 

 

 

ぬか床にはどんな菌が生息しているのか?

 

ぬか床の時期と菌の生育

 

はじめは、土壌由来の大腸菌が80%を占めます。

 

一ヶ月後からは大腸菌は消え、乳酸菌が多くを占めるようになります。ぬか床に含まれる塩と、乳酸菌が作り出す乳酸によって、腐敗菌が抑制されます。

 

 二ヶ月後には、野菜由来の酵母が出現して、香りも独特になります。

 

 

 

ぬか床の菌は、3層構造

 

ぬか床の中に生息している菌は大まかに三種類です。

 

 

① 酵母

ぬか床の表面には、空気が大好きな酵母が生息しています。

 

 

② 乳酸菌

酵母の下には、空気が嫌いな乳酸菌が生息しています。

ぬか床には塩が入っているため、ほとんどの菌は死滅し、強い乳酸菌だけが生き残ります。

胃酸で多くが死滅しますが、胃酸にも強い乳酸菌は腸まで届き、死滅した乳酸菌も腸内の善玉菌の餌になります。

 

 

③ 酪酸

ぬか床の底に生息しているのが、空気が嫌いな酪酸菌です。

酪酸菌は、過酷な環境で芽胞を形成して生き延びることのできる非常に強い菌なので、生きたまま腸内まで届きます。

 

 

腸内環境を整える菌が豊富

 

ぬか床に生息する乳酸菌や酪酸菌は、腸内環境を整えます。

 

腸内を酸性にするので、腸内の悪玉菌が住みにくい環境にしてくれます。

 

酪酸菌は、動物の体内に常在している菌ですが、腸内で酪酸を作り出し、この酪酸は腸の細胞のエネルギー源になるので、腸の蠕動運動が促進されます。

 

 

参考:wikipedia 糠漬け 酪酸菌 酪酸  

   

 

 

 

私はリーキーガットでミヤリサンを飲んでいましたが、今ではぬか漬けで快腸になりました

 

私は、リーキーガット(腸もれ)対策で食事内容を見直し、プロバイオティクスとして錠剤タイプのミヤリサンを飲んでいました。

 

プロバイオティクスは、多くの種類がありますが、どれが自分に合っているのかは、実際に服用してみないとわからないものです。

 

いくつか試したプロバイオティクスの中で、私のお腹と相性の良かったのがミヤリサンでした。

 

ですが、「これから先ずっとミヤリサンを飲み続けるのもどうだろう?」と思っていました。

 

ミヤリサン(宮入菌)は酪酸菌という種類の菌ですが、酪酸菌を含む食品は、身近なものではぬか漬けです。

 

ぬか漬け=宮入菌ではないと思いますが(このあたりは調べてもよくわかりませんでした)、ぬか漬けを食べることでお腹の調子が整えばいいな、と考えていました。

 

ぬか漬けを手作りして食べるようになってから、ミヤリサンの服用はやめていますが、嬉しいことに、お腹は快腸!

これまで同様に、毎日、良いお通じがあって、お腹もスッキリです。

 

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長期間、旅行などで外出する機会があれば、そのような時に、ミヤリサンを持っていくつもりです。

 

もちろん、ぬか漬けは美味しいので、食事の時の一品として、料理の手間も省けて一石二鳥です。

 

 

 

まとめ

 

ぬか漬けは少々面倒に感じてなかなか手が出ませんでしたが、はじめてみるとそんなに大きな手間を感じることはなく、お腹も快腸で、美味しく野菜がいただけるので、これからも長く続けていこうと思います。

 

素人のぬか床の紹介でしたが、興味がある方は、ぜひ、ぬか床に挑戦してみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  

 

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wikipedia  糠漬け  酪酸菌  酪酸

 

  

もちきびの炊き方ともちきびのプレートごはん レクチンフリーなもちもち雑穀

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もちきびって食べたことありますか?

 

私は、ごはんを炊くときに、雑穀を少し混ぜて炊いていたことがありますが、その中の一つにもちきびが入っていました。

 

なので、私は少量食べたことがあるくらい。

 

現在は、リーキーガット(腸漏れ)対策のためにレクチンフリー食をしているため、白米は食べないのですが、きびはレクチンフリーの雑穀なので、気になっていたんです。

 

そこで、もちきび100%で、炊いて食べてみました。

 

雑穀というと、栄養豊富だけどあまり美味しくはなさそうな印象でしたが、、、

 

もちきびはとってももちもちで甘みがあって美味しかったです。

 

今回は、もちきびの炊き方と、もちきびでプレートごはんにしてみましたのでご紹介します。

 

 

 

 

もちきびの炊き方

 

材料

もちきび  200cc

水     300cc

天日海塩  ひとつまみ

 

 

作り方

 

1 もちきびを洗う

もちきびは粒が小さいので、目の細かいザルに入れて水洗いします。

 

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2 鍋に、もちきびと水、天日海塩ひとつまみを入れて、強火にかける。

 

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3 沸騰するまで、ヘラでゆっくりかき混ぜる。

焦げ付かないように、ヘラで全体をかき混ぜます。

 

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4 沸騰したら、弱火にして、蓋をしたまま15分煮る。

 

 

5 15分経ったら、そのまま10分置いて蒸らす。

 

 

6 出来上がり

 

粘りがあるので、モチモチのおだんご状です。

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食べきれない分は、冷凍保存もできます。

私は冷凍したものを、解凍の際は蒸して食べましたが、風味も変わらずもちもちで美味しくいただけました。

 

 

 

もちきびカレープレート

 

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◯ 大根カレー

大根は乱切り、玉ねぎみじん切り、人参すりおろし、かぼちゃ(レクチンの多い種と皮は除く)、にんにくみじん切り、生姜みじん切り、クミンシード、クミンパウダー、ターメリックパウダー、コリアンダーパウダー、カレーパウダー、塩、隠し味に醤油と味噌少量。

材料を炒めてから、水少量入れて、蓋をして蒸し煮にします。かぼちゃはほとんど溶けてしまいますし、人参、玉ねぎで、とろみと甘みが出ます。

 

甘い大根がたくさんあったので、スパイスカレーにしてみました。カレーパウダー以外のスパイスを多めにしているので、唐辛子のレクチンは控えめで甘いカレーです。

 

 

◯ キャベツのクミン炒め

もちきびはたくさん食べないので、もちきびだけだと物足りないかと思い、ご飯の代わりにキャベツを添えました。

キャベツを1cm角くらいにカットして、フライパンでクミンシードとオリーブオイルで軽く炒めました。歯ごたえが残っているので、食べ応えがあり、クミンの風味はカレーによく合います。

 

 

◯ もちきび

モチモチなので、カレーに合うかは好みもあると思いますが、甘みがあって、美味しくいただきました。ずっしり食べ応えがあるので、満足感がありますが、リーキーガットの私でも消化に負担は感じませんでした。

 

 

 

もちきびの和食お惣菜プレート

 

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普段のお惣菜をワンプレートに盛り付けてみました。

 

 

◯ ほうれん草の胡麻和え

炒った黒ごまをすり鉢ですり、醤油メープルシロップで味を整えて、茹でたほうれん草を合えます。

面倒ですが、炒りたてのゴマは、香りが良くて、ご馳走感が出ます。よーく混ぜるとより美味しくなります。

 

 

◯ 長いものステーキ

長いもを1cm幅にカットして、ごま油を敷いたフライパンで両面をこんがり焼きます。練り辛子と醤油でいただきました。外側はカリッと香ばしく、中はほくほくです。

長いもや山いもは、漢方では生薬です。特に胃腸の弱い方にはオススメの食品。

 

 

◯ 紅大根のぬか漬け

一見かまぼこに見えますが、紅大根のぬか漬けです。

自家製ぬか漬けを食べて酪酸菌と乳酸菌を補給しています。

 

 

◯ 生わかめと玉ねぎの和え物と春菊のサラダ

常備している玉ねぎの酢漬け(玉ねぎスライスをアップルサイダービネガーにつけたもの)と生わかめをお味噌少量と和えて、生の春菊と食べました。

とても柔らかくて香りの良い春菊だったので、生でいただきました。

旬のわかめはミネラルも豊富なので、これからの寒い季節はたくさん食べたいと思います。

 

 

◯ 梅干し

3年漬けのしょっぱくてすっぱい梅干しです。発酵食品、天然のクエン酸もいただけるので、できるだけ毎日一粒食べています。

 

 

◯ もちきび

和風のお食事にはもちろんぴったりで、美味しくいただきました。

 

 

 

もちきびは栄養豊富なので、たまに食べたい食品

 

もちきびは、ビタミンやミネラルが豊富な食品です。

カリウム、鉄、亜鉛、ビタミンB、マグネシウム、銅、食物繊維などが含まれています。

 

今回、初めてもちきび100%でいただきましたが、クセもなく、甘みがあって消化も良く美味しくいただきました。

 

これだったら、お米を食べない私にとっては、お米の代わりに色々と使えそうです。

 

が、日常的に頻繁に使うには、価格がお高いのがネックですね。

 

とはいえ、ビタミン、ミネラルはできるだけ摂りたいし、なおかつ美味しいので、たまに食べたいと思います。

 

甘いおやつとしても、美味しいと思いました。何と言っても、きびだんごですものね。

 

 

 

まとめ

 

今回は、もちきびの炊き方と、もちきびを使ったプレートごはんをご紹介しました。

 

もちきびだけで食べる機会はあまりないと思いますが、思った以上に美味しかったので、ご興味があればぜひ食べてみてくださいね。

 

もちろん、レクチンフリー食材としてもおすすめですので、リーキーガットさんの食卓にもぜひ!

 

 

 

 

 

 

ヌテラ風チョコクルミスプレッド レクチンフリー・乳製品フリー・無添加のナッツバターを手作りで

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たまに、チョコピーナッツバターを塗ってバナナをサンドしてクレープを食べるのが楽しみです。

 

ヌテラ好きだったんですけれど、添加物が気になるので、チョコピーナッツバター。

 

が、よく考えると、ピーナッツって「レクチンあり」食材ですものね。

 

私は、リーキーガット(腸漏れ)対策をしているので、レクチンを含む食材はなるべく避けています。

 

たまに食べる程度であまり気にしていませんでしたが、最近なんでも手作りが楽しくなっているせいか、「あ、自分で作ればいいんだ!」と思いました。

 

そこで、常備しているクルミで、ヌテラ風のチョコクルミスプレッドを作ってみました。

 

材料とフードプロセッサーがあれば、時間もかからずにできました!コスパも良し、です。

 

失敗談もあり(笑)

 

 

 

 

ヌテラ風チョコクルミスプレッド

 

材料

 

クルミ       100g

きび砂糖       80g(粉末の砂糖)

カカオパウダー    10g

天日海塩        少々

ココナッツオイル  大さじ1

バニラエクストラクト  少々(バニラエッセンスなど。なくても可)

 

 

 

作り方

 

① クルミ、きび砂糖、カカオパウダー、塩をフードプロセッサーに入れて、混ぜる。

 

② フードプロセッサーで5分くらい混ぜ、全体が細かくふんわり粒子状になったら、ココナッツオイルとバニラエクストラクトを入れて混ぜます。

 

③ ペースト状になったら完成。

 

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お味噌ではありません(笑)

 

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④ 固さを調節したい場合

 

テクスチャーは、ちょっと固めです。

 

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今は寒い時期なので、夏場の暑い時期だとココナッツオイルが溶けてもっと柔らかくなるのではないかと思います。

 

もっとペースト状に柔らかくしたい場合、ほんの少しお水やミルクを足すと良いと思います。こんな感じ。

 

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ですが、傷みやすくなると思うので、使う分だけ少しのお水で溶くようにすると良いかもしれません。

 

 

たまに楽しむ私の大好きな食べ方は、タピオカクレープにチョコスプレッドを塗って、バナナを挟んで食べるデザートです。

おいし!

 

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失敗談

 

最初、甘味にはメープルシロップを使い、はじめから全ての材料を一緒に混ぜました。

 

すると分離してしまい、オイルとガチガチの固まり状のものが出来上がるという悲しい結果に・・・。(これもなんとかして食べます。)

 

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そのため、きび砂糖を使い、液状のものは後から混ぜています。

 

甘味は、他の粉状の甘味でも良いですし、砂糖を使いたくない場合はドライフルーツのデーツも良いかもしれません。

 

どうしてもメープルシロップを使いたい場合は、粉状のものを混ぜた後に、メープルシロップを最後に入れて軽く混ぜると分離しないかも。

 

使う機器にもよるかもしれませんので、私の失敗談を参考にアレンジしてみてくださいね。

 

 

まとめ

 

ヌテラやピーナッツバターの代わりに、チョコクルミスプレッドを手作りしてみました。

 

材料があれば混ぜるだけなので、手軽にできますし、安心できる材料で作れて、コスパも良いです。

 

おやつ作りの一手間に、参考になりましたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

これ、美味しそうですね。

 

 

さつまいもでつくる揚げないフライドポテト オーブンとレクチンフリーのさつまいもでヘルシーに 

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私は、リーキーガット(腸もれ)対策のために、レクチンを含む食品を避けているのですが、「じゃがいも」もその一つ。

 

じゃがいもを使った料理は好きだったので残念ですが、その代わり、最近ではレクチンフリーなさつまいもをよく食べています。

 

フライドポテトもずいぶん食べてないなぁと思い、さつまいもを使って、揚げずにオーブンで焼くヘルシーなフライドポテトを作ってみました。

 

オーブン料理というと敷居が高く感じますが、焼くだけなので難しくはありません。

 

食べ方もいろいろアレンジできるので、いつものおやつにも良いですし、のんびりお家で映画鑑賞をするときのおつまみにしたり、ホームパーティの一品など、手軽にできるのでおすすめです。

 

 

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さつまいもでつくる揚げないフライドポテト

 

大まかな流れ

さつまいもをカット → さつまいもを水に浸す(10分)→デンプンとオイルをまぶす → オーブンで焼く(約30分) 

オプション  サルサソース 他

 

 

材料

さつまいも  今回は600gのさつまいもを使用。あまり甘くないもの。

デンプン粉(今回は葛粉使用)  大さじ1

オイル(今回はオリーブオイル使用)  大さじ1

塩  適量

 

 

オプション

 

① サルサソース

アボカド   半分

セロリの葉  適量

赤玉ねぎ   1/4個

塩      適量

レモン汁    1/4個分

オリーブオイル 大さじ1

 

② デザート風

シナモンパウダー  適量

メープルシロップ  適量

 

 

 

作り方

 

① さつまいもを1cmのスティック状にカットする。

 

さつまいもを洗って、カットします。今回は皮は剝いていますが、そのままでも良いです。

 

 

② さつまいもを水に浸す。

 

カットしたさつまいもを、水に10分浸します。

 

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③ さつまいもの水気をとる。

 

さつまいもを水に浸した後は、布巾などで水気をよく取ります。

 

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④ さつまいもにデンプン粉とオイルをまぶす。

 

オーブンシートの上に、水気をとったさつまいもをのせて、デンプン粉をまぶし、手で全体になじませます。オイルも同様に全体になじませます。

 

私のオーブンでは、今回のさつまいもの量は天板2回分だったので、この作業は半分づつ2回に分けて行ないました。

 

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⑤ さつまいもをオーブンシートの上に間隔を開けて並べる。

 

 火の通りをよくするためと、表面をカリッとさせるために少し間隔をあけて並べます。

 

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⑤ オーブンで焼く。

 

220度のオーブンで15〜20分焼き、こんがり焼き色がついたら、一度オーブンから取り出してさつまいもをひっくり返し、さらに10分焼きます。

 

オーブンの温度や焼き時間は、お使いのオーブンにもよると思いますので、焼き加減を見ながら調節してください。

 

これは、20分焼いて一度オーブンから出したところ。これからひっくり返します。

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⑥ できあがり

焼きあがったら、熱いうちにお好みで塩をかけて、完成です。

 

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カリカリのところと、ほくほくのところがあって美味しい。

 

 

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食べ方はいろいろ。

 

塩だけでシンプルに食べるのも良いですし、ガーリックパウダー、チリソース、ケチャップなどお好みの味で楽しみましょう。

 

今回は、2つのアレンジをご紹介します。

 

 

⑦ さっぱりサルサソース

 

アボカドをフォークで潰し、みじん切りのセロリの葉と赤玉ねぎ、塩、オリーブオイル、レモン汁を混ぜて、サルサソースを作りました。

 

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お野菜たっぷりで、さっぱりと食べられます。

 

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⑧ デザート風

 

さつまいもフライドポテトに、シナモンパウダーとメープルシロップをかけると、甘いデザートになります。

 

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まとめ

 

油で揚げないヘルシーなさつまいものフライドポテトをご紹介しました。

 

レクチンフリーなので、リーキーガットさんのおやつにもおすすめです。

 

手軽にできますし、ソースや味付けなどアレンジもいろいろ楽しめるので、興味があったらぜひお試しください。

 

 

 

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テンペで作る汁なし担々麺 レクチンフリー・グルテンフリー・ヴィーガンレシピ

 

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先日、手作りしたテンペを挽肉に見立てて、汁なし担々麺を作ってみました。

 

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材料は、レクチンフリーグルテンフリーの三穀めんと、クルミミルクを使い、お野菜たっぷりのヴィーガンレシピです。

 

手軽にできるように、なるべくいつも家にある調味料を使いました。

 

辛味はなく、マイルドなお味ではないかと思います。

 

テンペは、大豆を圧力鍋で蒸し、発酵させているため、低レクチン食材です。レクチンでリーキーガットになる私の場合は食べても大丈夫です。その他の食材に関しても、レクチンの反応は人にもよりますので、ご了承くださいね。

 

 

 

 

 

テンペで作る汁なし担々麺

レクチンフリー・グルテンフリー・ヴィーガンレシピ

 

 

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材料 (一人分)

 

三穀めん(お好みの麺) 60g  

青梗菜  一株

もやし  1/3袋  → レクチンの心配がある場合は他の野菜に置き換えてください

 

 

タレ

タヒニ(もしくは練りゴマ)      大さじ1

クルミミルク(お好みの植物性ミルク) 大さじ3

黒酢   大さじ 1/2

醤油   大さじ 11/2

 

 

テンペ味噌

テンペ   30g

しいたけ  2個

エリンギ  1個

長ネギ   5cmくらい

生姜    少々

にんにく  少々

味噌    大さじ 1/2

醤油    大さじ 1/2

ごま油   適量

 

お好みで

砕いたクルミなどナッツ、ラー油、花椒、和山椒など

 

 

◯ お野菜多めで食べたいので、麺の量は少し少なめかもしれません。お好みで調節してくださいね。

◯ 黒酢がない場合は、お酢と少し甘みにみりんや黒糖など加えると良いと思います。

◯ テンペクルミミルクは、手作りのレシピがありますので、参照できます。

◯ テンペがメインのレシピではありますが、テンペがない場合、キノコだけでも美味しいと思います。代わりに、砕いたクルミなどナッツを入れると、ボリュームが出ると思います。

 

 

 

手作りテンペ。これで60gほどなので、一人分30gはこの半分です。

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作り方

 

1 盛り付ける器に、タレを準備する。

① 器に、タヒニ、クルミミルク、黒酢、醤油を入れて、よく混ぜる。

 

 

2 テンペ味噌を作る。

① テンペ、長ネギ、しいたけ、エリンギ、生姜、にんにくをみじん切りにする。

② フライパンで、ごま油、生姜、にんにく、長ネギを炒めて香りをだす。

③ テンペ、しいたけ、エリンギを加えて炒め、火が通ったら、醤油、味噌を加えて混ぜる。

 

 

3 具材と麺を茹でる。

① お鍋でお湯を沸かしたら、カットした青梗菜、もやしの順に茹でる。もやしは、火が通りすぎないよう、お湯をくぐらせる程度でざるに揚げ、余熱で火を通す。

② 同じお鍋で麺を茹でる。

 

 

4 器に盛り付ける。

① タレの入った器に、茹であがった麺を入れ、テンペ味噌、青梗菜、もやしを盛り付けたら、完成。食べる時はよく混ぜて食べましょう!

② 辛味や風味が欲しい時は、ラー油や花椒をお好みで。

③ 砕いたクルミなどナッツをトッピングすると、食感が楽しくなります。

 

 

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レシピの感想

 

甜麺醤を買おうかな、と思いながら、いつも使いきれないので、家にある調味料で、作ってみました。

 

マイルドすぎるお味かもしれませんが、お腹にも優しい中華になったかな、と思います。

 

私は途中から、和山椒があったので少し加えてみましたが、花椒ほど痺れはないものの、香りで十分満足できました。

 

テンペ味噌は、ついでに多めに作って置いて、レタスに包んだり、サラダのトッピングなどアレンジできて便利です。  

 

 

 

まとめ

 

テンペを使った、汁なし担々麺のレシピをご紹介しました。

 

レクチンフリー、グルテンフリー、ヴィーガンメニューで、お腹に優しい担々麺だと思いますので、いつものレシピの参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手作りテンペ ヨーグルトメーカーで作る有機大豆のテンペ 低レクチン食品

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テンペって知っていますか?

 

インドネシアの発酵食品で、大豆をテンペ菌で発酵させたものです。

 

アジア圏では一般的な食品で、健康食品としても人気があります。

 

日本で言えば納豆のようなポジションの食べ物。

 

納豆のような香りや粘りはなく、大豆がブロック状に固まっていて、サテ(焼き鳥風)や炒め物などお肉の代わりに使われる調理が多いですよね。

 

これはいつぞやの東南アジアで食べたサラダ。左の三角のがテンペ

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私は、リーキーガット(腸漏れ)対策に、レクチンを含む食品を除去しているので、レクチンを含む大豆製品は食べないのですが、発酵している納豆は大丈夫です。(発酵でレクチンが軽減するため。)

 

先日、市販のテンペを食べてみたところ、発酵しているせいか、特に不調もなく、体感的には大丈夫そうでしたので、たまにテンペを食べてみようかな、と思いました。

 

レクチンの反応は人それぞれですので、あくまでも私の場合ということでご了承くださいね。

 

テンペは、日本ですとなかなか売っていないので、手作りしてみることに。

 

テンペ菌を購入して、手持ちのヨーグルトメーカーで作ってみました。

 大豆の皮むきの工程が面倒そうなので、ちょっとオリジナルな工程になっています。

 

初めてでしたが、しっかりテンペができました!!ので、作り方をご紹介します。

 

 

 

 

 

  

手作りテンペのレシピ

 

用意するもの

 

1 ヨーグルトメーカー / ヨーグルティア

 

タニカのヨーグルティアというヨーグルトメーカーを使っています

 

 

2 大豆

 

有機国産大豆を200g使用

出来上がりは500gになります。

 

 

3 テンペ菌

 

商品説明に大豆200gに対してテンペ菌1gとありますが、今回 0.2g 使用しています

 

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通販で「かわしま屋」さんより購入しました。

テンペ菌20g  772円(送料無料) 良心的な価格。

 

テンペ菌20g (10kg分)-インドネシア産最上質ラギテンペ-【送料無料】*メール便での発送*

 

 

4 でんぷん粉

 

でんぷんの粉(今回は葛粉使用) 1g

 

片栗粉、上新粉など、でんぷんであればなんでもOK。

テンペ菌を大豆にまぶす際に、テンペ菌の量がとても少ないので、増量してまぶしやすくするために使います。

 

 

5 酢

 

酢 50ml    (水1リットルに対して)

これは、大豆を水につけておく時に、微生物が繁殖しないために入れます。

 

 

 

作り方

 

おおまかな流れ

 

大豆を一晩浸水 → 圧力鍋で茹でる → 大豆の薄皮剥き → 茹でる → テンペ菌と混ぜる → 発酵24時間(+α)

 薄皮をむく作業にちょっと時間がかかります

 

 

 

1 テンペ作り前日 /    大豆を酢の入った水につける

 

有機大豆を酢の入った水(4倍量)につけて、一晩浸水させます。

水1リットルに対して酢50mlの割合です。

 

これは、翌日の大豆です。2.5倍くらい膨らみます。

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2 テンペ作り当日 /  大豆を圧力鍋で茹でる。

 

一晩浸水させた大豆を圧力鍋で茹でます。

私の圧力鍋では、圧力をかけた状態で5分、その後急冷(鍋を冷やして減圧)します。

※ 圧力調理はレクチンを低減させます

 

圧力鍋ではなく、普通の鍋でもできると思いますので、お手持ちの鍋で柔らかく茹でてくださいね。

 

これは茹で上がった大豆

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3 テンペ菌を準備する

 

テンペ菌を計量して、でんぷん粉と混ぜます。

 

テンペ菌 0.2g、でんぷん粉(葛粉)1g

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上にあるちょっと色のついた粉がテンペ菌、白いのは葛粉です。

それぞれ計量して、よく混ぜておきます。

 

 

 

4 大豆の薄皮を剥く

 

茹でた大豆は熱いので、一度ざるにあげた後、水に浸しながら薄皮をむきました。

 

茹でた後は、大豆を軽くつまむだけで、薄皮は簡単に剥けます。

全体をぐるぐるかき回すうちに薄皮が剥がれるものもあります。

 

薄皮は水に浮いてくるので、何度か水を替えながら、取り除きました。

 

丁寧に行うのであれば、一つ一つ薄皮を剥くと良いと思いますが、私は面倒なのでちょっと大雑把に行なっています。

 

作業中の画像は撮れていませんが、これは、薄皮を取り終わった大豆。

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私の大雑把な作業で、10分ほどかかりました。

 

薄皮をむくのは、発酵しやすくするためや、発酵の際大豆がくっつきやすくするために行います。

 

 

 

5 大豆を5分ほど茹でる

 

薄皮をむき終わった大豆を5分ほど茹でます。(圧力鍋ではなく、通常の鍋です)

これは、テンペ菌をまぶす時に大豆が温かい状態が良いことと、(薄皮剥きの後なので)殺菌の目的で行ないました。

 

大豆が柔らかくて崩れてしまいそうであれば、時間を短くすると良いと思います。

 

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6 茹で上がった大豆にテンペ菌をまぶす

 

粗熱がとれたら、大豆を容器に入れます。

大豆が40度ほどに冷めたら、テンペ菌をまぶして、全体にいきわたるように、やさしく混ぜます。

温度計がなければ、人肌よりも少し温かいくらいの感覚で確認します。

 

菌は生きていますから、笑顔でやさしく扱います(笑)

 

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全体に混ぜ終わりました。

 

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7 ヨーグルトメーカーにセットする

 

ヨーグルティアに容器を入れ、菌が呼吸できるように、内蓋はせずに、外蓋のみを隙間ができるようにのせます。

 

31度、24時間でセット。

 

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8 大豆の表面を、白い菌糸がびっちり覆い、全体が固まったら完成

 

24時間経過した時の状態では、白い菌糸がまだうっすらと見えるくらいの状態でしたので、発酵時間を延長しました。

 

最終的に、8時間延長し、トータル30時間経過したところで、白い菌糸が表面をびっちり覆っていたので、発酵を終えて、完成としました。

 

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白カビ!と一瞬思いますが、香りはやさしく、菌糸の部分はふわっとしていて、ぷりぷりした不思議な感触で、可愛いなと思ってしまいました(笑)。

 

容器を逆さまにすると、スポッと容器から取外せました。

 

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断面です。ケーキのようにカットしてみました。

 

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大豆がくっついているので、成功したということでいいかな、嬉しいな(笑)

 

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9 保存

 

1〜2日経過すると、胞子が出て黒ずんでしまうようなので、その日に食べる分以外は、小分けにして冷凍庫保存しましょう。

 

 

 

大豆の薄皮むきの工程について

 

今回、大豆の薄皮むきの工程はオリジナルで行なっています。

 

浸水 → 茹でる → 薄皮剥き → 再度茹でる → 発酵 (今回のレシピ)

 

テンペの作り方を調べると、大豆の浸水を終えたタイミングで一粒一粒丁寧に行なっているレシピがほとんとでした。

 

浸水 → 薄皮剥き → 茹でる → 発酵 (通常のレシピ)

 

ですが、浸水を終えた状態の大豆は、とても薄皮が剥きにくくて、1時間近くかかりそうでした。

 

それで、東南アジアの方と思われるyoutuberのレシピをいくつか参照しました。

 

言語が、英語ではないので説明が全くわからないのですが、見た数人のレシピは、一度茹でてから、薄皮を剥いて(剥くというよりもみ洗い)、再度茹でる、という工程でした。

 

それで、今回のような作り方にしています。

 

浸水後茹でる前に薄皮を剥いた方が栄養面で良いということもあるようですし、大豆の形が崩れないように綺麗に仕上げたいなど、どんな風に作りたいか、手間をどれだけかけられるか、というあたりとの兼ね合いで、自分のレシピを見つけると良いと思います。

 

私は、時間がかかりすぎると二度と作らないと思ったので、あまり時間と手間がかからないことを優先しました。

 

 

 

テンペ菌の量について

 

参考にしたレシピがいくつかありますが、使用しているヨーグルトメーカーのタニカさんのレシピ(テンペ菌0.2g)を参考にしています。

 

購入したテンペ菌に付属していたレシピでは、今回の大豆の量ではテンペ菌1gとなっていました。

 

 

 

コストパフォーマンスについて

 

今回使った材料のコストを計算しました。

 

有機大豆 200g 324円(1kg 1620円)

テンペ菌 0.2g  約8円(20g  772円) 

出来上がり500g  332円(100gあたり約 67円)

 

販売されているテンペでよく見かけるものだと、100g280〜300円くらいの価格なので、手作りすると、とてもコスパが良いですね。

 

 

参考にしたレシピ

  

かわしま屋さんの読みもの  テンペの作り方|動画や写真つき|材料のご注文もできます

 

タニかさんのブログ   インドネシアの発酵食品「テンペ」作りに挑戦!! | タニカブログ

 

 

こちらはyoutube です。アジア圏の方だと思いますが、言葉はわかりませんが、料理動画なので見るだけでも手順などはわかりますし。異国の家庭料理は楽しいですね。

 

https://youtu.be/KnOxGP3eHYM

 

https://youtu.be/jsGkhBjg6jE

 

 

 

テンペを手作りした感想

 

 

テンペは身近で手に入りにくいですし、価格も安くはないので、自家製で安心できる材料で作ることができるのは嬉しい限り。

 

納豆に比べると、大豆の薄皮剥きの工程に手間がかかりますが、全体で1時間くらいの作業でしたので、たまに作る分には休日のお楽しみということで継続できそうです。

 

私の場合は、レクチンフリーの食生活で、テンペは今のところ食べても大丈夫なので、自家製で何度か食べてみて、レクチンの影響がないか体感で確認していく予定です。

 

 

 

 まとめ

 

発酵は、植物の持つ毒素を軽減するために行われる先人の知恵ですが、近年の加工食品は、その発酵の過程が欠けた状態で、私たちの口に運ばれることも多くなっています。

 

しっかり発酵させるということは、美味しくなるというだけではなく、植物毒を軽減するという体の健康に関わるものとして、再認識するようになりました。

 

私は、植物毒のレクチンに反応して、リーキーガット(腸漏れ)に起因する体の不調に悩まされてきたので、自分で発酵させて安心して食べられる食品を手作りするということが、今更ですがとても楽しい作業になっています。

 

今回は大豆を発酵させたテンペを手作りしてみました。

 

テンペは、日本ではあまり馴染みはないのかもしれませんが、身近な大豆を使っているという点では、食生活に取り入れやすい食材だと思います。

 

お肉の代用としてもアジアの料理では親しまれていますので、食材を探している場合などに取り入れてみるのもいいのではないでしょうか?

 

ただ、大豆に含まれるイソフラボンはあまり摂りすぎたくはないので、食べる量はほどほどに。

 

テンペを使った食事もそのうちご紹介できたらな、と思います。

 

テンペ作りの参考になりましたら嬉しいです。

 

 

kawashima-ya.jp

 

 

 これはそのまま食べられるテンペ。

 

こちらは自然栽培の大豆を使ったテンペなので安心です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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私の肌断食のはなし

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アラフィフの私は、1年半ほど前からいわゆる肌断食の状態を続けています。

 

これまでの私のブログをお読みの方はうっすらと感じているのではないかと思いますが、私の感覚や体の反応はちょっと変わっているなぁ(控えめな言い方で)、と一般の方には思われるものではないか、と思います(笑)

 

なので、私の肌断食のはなしは、あまり参考にはならないのではないかな、と思ったりもしますが、そこが良くて見てくださる方もいらっしゃるのではないかと思いますので、ちょっと経過を書こうと思います。

 

肌断食をしようと思ったのではなくて、強制的にしなければならなくなってのことで、化学物質過敏症と言われる状況にも当てはまると思います。

 

 

 

 

 

 

私のこれまでの肌ケア、メイクについて

 

 

私の肌の状態は、ちょっと敏感肌ながら、肌トラブルはあまりない丈夫な肌でした。

 

ニキビや吹き出物は滅多に出たことがなく、出ても一つポツンと出る程度。

冬など乾燥の強い時には、肌が少しかさつくといったくらいです。

 

シミもないし、シワも少なく、肌はまあまあハリも艶もある感じでした。

 

若い頃、安価な化粧品を使って、唇や肌が焼けるような熱感を感じてすぐに洗い流すという経験があったので、化粧品はもっぱらデパートコスメでした。

 

基礎化粧は、20代イプサ、30代アルビオン、40代ニールズヤードフランキンセンス

 

化粧品は、シャネル、ランコム、オバジ、ディオールなど。

 

 

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※メイク自体は、ナチュラルメイクでした。   

 

昭和世代だと、こんな感じの方って、きっと多いのではないかな?と思います。

 

40代に入ってのニールズヤードは、頼みのアルビオンで肌の調子がいまいちだし、体の不調もあるし、ナチュラル系にシフトしたかったんですね。

 

お高い美容クリームも使っていました。たしか、50gくらいの小瓶で1万円超えは当たり前、みたいな。

 

今現在の感覚ですと、その美容クリーム一つで、オーガニックの美味しい野菜が山のように買えるのに・・・と思います(笑)

 

 

 

 

肌断食をすることになった経緯

 

 

これは、以前の記事にちょっと書いているのですが、アーシングマットを使い始めたことがきっかけです。

 

 

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2年ほど前から、リーキーガット(腸漏れ)を改善するために、食事や生活を見直したり、デトックスやストレッチなどすることで、私の体の代謝は以前に比べてとても良くなっていました。

 

昨年、アーシングマットを購入して使い始めた日の翌朝、顔中に吹き出物が出たんです。

 

それはもう、深刻になるというよりは、笑ってしまうレベルで、一番ひどいのが、眉毛のラインに沿って赤くて小さな吹き出物が、隙間なくびっちりと出ていたんです。

 

鏡で見て、びっくりしたけれど、笑ってしましました。

 

そのほか、頬や顎などブツブツと吹き出物だらけで、あとはまぶたが腫れていました。

 

 

けれど、良いこともあって、いつも目のクマがひどかったのですが、それが無いのと、頬の血色がいつもより良かったんです。

 

もともと吹き出物なんて出たことがないので、しばらく笑いながらも呆然としていましたが、冷静に考えてみて、昨日からのアーシングマットが原因だろうと考えました。

 

 

夜寝る時に、足元にアーシングマットを敷いて寝たので、一晩、身体はアースされた状態でした。アーシングすると、血液循環が良くなって代謝が良くなるんです。

 

いつも、目覚ましがわりに、スマホを充電しながら頭の横に置いて就寝していましたし、これまで電磁波の影響を日中も夜も強く受けていて血液循環が悪かったんだろうな、と思いました。

 

 

それからというもの、電磁波に関しては、寝室環境には電化製品やスマホを置かないようにして、今ではアーシングシーツも使っているのですが、化粧品についても見直しました。

 

眉毛に沿って、吹き出物がこんなに出るなんで、アイブロウを毎日欠かさずしていたからということ以外原因はないですから、吹き出物自体は、長年のメイクの影響だろうと思いました。

 

 

 

私が憧れた女性と私の決断

 

 

そこで、私の脳裏に浮かんだのが、以前、一度だけお会いしたことのある女性のことでした。

 

私は芸能人や俳優さんなど、興味を持つことがほとんどありません。

 

その女性は、一般の普通の主婦の方で、たまたま一度だけご一緒したことのある方ですが、その時の衝撃は忘れられません。

 

髪はベリーショートで、全くのノーメイクでしたが、その肌というか、体全体の透明感が半端ではなく、私には輝いて見えました。

 

元々のお顔立ちが、ものすごく綺麗な方だったので、メイクも不要なんでしょうね、と思いましたけれど、いやほんとに綺麗。

 

服装はいたって地味でシンプル、姿勢が良くて、とても品があって、清潔感にあふれている感じ。

 

年齢は65歳とのことで、私は50歳くらいかな、と思っていたので衝撃でした。

 

若く見えたら良いということではないですが、特に若づくりをしているわけでもなく、いたってナチュラルでシンプルなんです。

 

こんな風に年齢を重ねられたら素敵だなぁ、と、ちょっとの出会いでしたが、私が憧れた女性でした。

 

その頃は、一生懸命メイクをして若作りに励んでいた私ですが、吹き出物でいっぱいの顔を鏡で見ながら、私は思いました。

 

「舵を切るなら、今じゃない?」と、私は私に言いました。

 

とはいえ、選択肢は他にないのですけれど(笑)。

 

ということで、その日から、肌につけるものは一切やめることにしました。(つけることもできなかったとも言えますが)

 

 

 

 

肌断食後の肌ケア、メイクについて

 

 

この日から、肌に何もつけない、ということを続けています。

 

 

洗顔 

水かぬるま湯(塩素除去)で、起床時と入浴時。

 

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②基礎化粧

何もしていません。オイルなども使っていません。

 

日焼け止めもしていません。日差しの強い時期は、日傘をしていました。

 

   

③メイク

メイクは、はじめの吹き出物が落ち着いてから、口紅とビューラーのみしています。

 

口紅は、ナチュラル系の安価なものですが、特に唇の違和感を感じないものがあったので使っています。

 

以前は、唇が年中乾燥して、冬はひび割れるので、いつもシアバターを塗っていましたが、これは不要になりました。

唇が乾燥することは滅多になくなり、前回の冬は、よほど乾燥の強い時だけ何度かシアバターのお世話になりました。

 

まつげは、ビューラーでカールするのみですが、これだけでも、なんとなく外向けの顔になる感じがします。

 

眉毛は、もともとしっかり生えているタイプ。カットして、朝、指で毛並みを整えて終わり(笑)。

 

 

 

 

肌断食後の吹き出物について

 

 

はじめに大量に出た吹き出物は、悪化することなく、2週間ほどで消えていきました。

この感は、肌に対して何もしていません。

 

たぶん、これまで肌に溜まっていた老廃物や有毒なものが、アーシング代謝が良くなったことで、一気に排泄されたのだと思います。

 

ただし、その後、食事やサプリなどで体のデトックスが起こった時や、筋膜リリースのようなことが顔や首回りで起こった時、添加物の入った食品を食べた時など、一過性にブツブツと吹き出物が出ることがありました。

 

いずれも一過性で、その都度、奥の方から老廃物が押し出されてくる感じでした。

 

最近は、デトックスもかなりやりつくした感があり、食べ物の添加物なども気をつけているので、吹き出物が出ることは滅多にありません。

 

 

 

一時的にシミが増えた

 

もともとシミはありませんでしたが、肌断食を始めてから、シミが出てきました。

 

はじめの数ヶ月は、ちょっとこんなにあるの?という感じで、頬がシミだらけに。

皮膚の深層で待機していたのかな?

 

悪いことというよりは、新陳代謝が良くなって表層に出てきたのではないかと思ったので、そのまま放置していて、あまり気にしていませんでした。

 

今年に入ってからは、マスクばかりしていますし。

 

最近の状況では、8割くらいは消えたような感じがします。

気になるシミは、まだ、いくつかありますけれど、それも前より薄くなってきたように思います。

 

このようなシミも、肌断食していなければ、もっと歳をとってから積もり積もって出てくる予定だったのでは?と思いました。

 

 

 

 

肌が何も受け付けなくなった

 

 

肌断食で何もつけない生活を送っていても、今日はメイクしようかな、と思った日もありました。

 

けれど、基礎化粧をして、ファンデーションを塗ってフルメイクすると、特にまぶたが少し腫れぼったくなるんです。

 

これは化学物質過敏症なんだろうな、と思いました。

 

あとは、涙目。

 

涙目は、昔からもともとあって、これは、風や気温などの影響で涙目になるんだろうと長年思っていましたが、アイメイクが原因だったんだな、と今になってわかりました。

 

肌断食してから、涙目になることは滅多にありませんから。

 

体が、一生懸命、異物を外に出そうとしているのだから、それは自分が協力しなければいけないですものね。

 

 

 

肌断食をしてからの肌の状態

 

 

何も塗らないで大丈夫なんだろうか?とはじめの頃は心配もしましたが、意外にも大丈夫でした。

 

カサつくこともないし、シワになることもありません。

 

カサつきやシワは、何か塗るかどうかというよりも、食べ物、体の代謝、体内の炎症などが原因になると思います。

 

 

これは私の場合ですが、例えば、

 

便秘になると、顔色があまり良くない、肌に艶がない、

 

添加物など入った食べ物を食べると、吹き出物が出る、

 

糖質の多い食事、揚げ物など酸化した食事など食べたり、食べ過ぎで未消化物が体内にある状態だと、皮膚がカサつく、シワが出る、肌がたるむ、

 

私のリーキーガット(腸漏れ)の原因になるもの(小麦グルテン、米など)を食べると、肌が茶色くなる、シワが増える、肌ががさついてたるむ、

 

食事以外では、電磁波の影響で、wifiなど強い電磁波のエリアにいたり、長時間PC画面を見ていたりすると、肌は酸化して茶色くなり、カサカサして、シワが増える、目にクマができる

 

など。

 

 

便秘がなく、お通じが良い状態で、電磁波の影響も少ない状況(アーシングなど)で、たまに自然の豊かなところで散歩して、添加物や農薬のない食べ物、酵素たっぷりの食事や発酵食品を美味しく食べて、快眠できて、、、という生活ができていると、何もしなくとも、肌は血色も良く、艶もあって、白くてシワやたるみのない状態に自然となります。

 

 

 

 

基礎化粧やメイクにかかっていた膨大なコストが不要になった

 

 

私は、これまでの人生で、基礎化粧やメイクにどれだけのお金と時間をかけていたのでしょう?

 

年齢を重ねるごとに、お高い化粧品も当たり前に購入していたので、それを考えると、金銭的なコスト削減は膨大です。

 

それに合わせて、時間も削減できました。

 

化粧品を探して、購入して、毎日の肌の手入れやメイクにかける時間も、積算すると膨大だったと思います。

 

今は、朝、水で顔を洗って、入浴の時に湯船で「いい湯だな」と顔をお湯でぱしゃっとする程度。

 

口紅は1本あれば1年以上持ちそうですし、あとは? 

 

もうありません。

 

身体と肌にお任せです。

 

 

 

 

はじめの頃、気になるのは周囲の目

 

それまでメイクは欠かさなかったので、周囲はどんな風に思うだろうか、と思いました。

 

これは、裏を返せば、自分がとても周囲の目を気にしているということでした。

 

「アレルギーでメイクしていないの」と周囲に言っていましたが、反応を見ているうちに、特に周囲は人のことをそんなに気にしてはいないのよね、と思うようになりました。

 

いつも夕方になると、メイクもほとんど落ちていましたし、実のところあまり変わらないのかも(汗)

 

これが若くて、おしゃれとメイクが大事な年頃だったらまた違うかもしれませんが、アラフィフですしね。

 

そんな風に気持ちも変化してくると、楽になりました。

 

気にするのであれば、清潔感が漂うようにしようと思って、これは、表情とか体調全般かな、と思いました。

 

眠くてぼんやりした表情ではなくて、よく寝て、スッキリ目覚めて、不調がないと表情も明るいし、血色もよくなるので、清潔感も出て健康的に見えるかな、と思います。

 

人からどう見られるかということが、これまでの人生では私の中で大切だったんだな、と思います。

 

今は、自分が心地よくいられる状態、健康でいられる状態が、私にとって一番大切なことになりました。

 

自分に自信がなかったんですよね。だから、流行りのメイクでビシッとしていないと、外出したくないし、人に顔を見られたくない、と思っていました。

 

 

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メイクを鎧にしていた面もあるかもしれませんね。

 

今でも、ビューラーでまつげカールするとよそ行きの気分になりますし(笑)

 

公の顔を作って、素の自分を守るということも必要ですが、そのあたりの垣根が少し低くなってきたのかもしれません。

 

 

 

 

肌断食は気長に。将来どんな自分になりたいか?

 

 

肌断食をする理由は、人それぞれ異なると思いますが、肌トラブルや体の不調があってという場合が多いのかな、と思います。

 

肌のことは、顔の肌の範囲だけの話ではありません。

 

肌は全身の皮膚が繋がっていて、口から肛門までの消化管と言われる部分も一枚で繋がっているとても大きな組織です。

 

「ちくわ」をイメージするとわかりやすいです。

 

「ちくわ」の一部に一生懸命、化粧品をつけているようなイメージ。

 

その大きな組織には、たくさんの微生物がびっちりと住んでいます。

 

体の微生物といえば、腸内細菌が思いつきますが、顔や手や体の肌にも、びっちりと微生物が住んでいて、体を守ってくれている大切な存在です。

 

体内からの排泄は、うんちだけではなくて、肌も大きな排泄器官です。

 

だから、体全体のはなしです。

 

顔の部分の排泄がうまくいっているかだけではなく、体全体の排泄、代謝も関係してきますし、現代の過剰な清潔ぶり(なんでも除菌、滅菌する生活)は皮膚を守ってくれる微生物も排除してしまって、肌の守りも乏しい状態です。

 

本来の肌の力を回復させるには、それらを回復させるということでもあると思います。

 

それには、それなりの時間もかかるし、化粧品だけではなく、生活面でも見直すところが必要かもしれません。

 

だから、一喜一憂したり、自分のペースで進めようとすると、ストレスになるのではないかなと思いました。

 

私は気が早いほうで、すぐに結果が欲しい!というタイプですが、肌と体のペースに合わせてちょっと気長に付き合っていくという気持ちで、ゆったり体と向き合う機会になるのではないかと思いました。

 

私の場合は、将来、あの時の素敵な女性のような65歳を目指すことが、今のところの目標です。

 

 

 

まとめ

 

 

私の肌断食について、経過や思ったことなどまとめてみました。

 

今のところ、口紅とビューラーだけのメイクの私も気に入っていますし、肌の状態もまずます良いですし、このまま続けていきたいと思います。

 

肌断食に興味がある方に何か参考になりましたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

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