本物の発酵食品で腸活〜本物の味噌の選び方
私の様々な不調の原因が、リーキーガット(腸漏れ)だということがわかってから、食生活や生活全般を見直しています。今では不調は全くなくなり、お腹の調子もよくなりました。
体調に合わせながら食生活を見直す中で、とても大切なことの一つは、添加物をとらないということでした。
今では、家にある食品は無添加のものになりました。
添加物は様々な目的で使用されています。
発酵食品は、腸内細菌を良好に保つために役立ってくれますが、よく表示を見ると添加物が入っているものばかり。
これは、保存性を高める目的で使用されていることが多いですが、本物の発酵食品は、そもそも保存性が良いので添加物は要りません。
今回は、発酵食品の「お味噌」の選び方をご紹介したいと思います。
お味噌を選ぶポイントは?
何でも選ぶ時というのは、その人それぞれの目的があると思います。
私がお味噌を選ぶポイントは、「腸活」が一番の目的です。
なので、「本物の発酵食品」と言える「お味噌」かどうか、という視点で選んでいます。
お味噌が「生きている」かどうか
お味噌の生存確認が必要です(笑)
お味噌が生きているというのは、酵母や乳酸菌、酵素がそのまま生きているということです。
生きた状態だと、食べた後、体の中では、酵素・乳酸菌・酵母は、消化を助けてくれます。
また、お味噌が他の食品の旨みを引き出してくれます。
お魚やお肉の味噌漬けは、単にお味噌の味になるのではなくて、さらに熟成させるから旨みが増すのです。
これは発酵パワーがそのままのお味噌だからできること。
以前の私の知識では、お味噌というものは、どんなお味噌も、このような働きは当然あるものだと思っていました。
ところが、お味噌の製造工程では、酒精の添加や加熱処理などによって、発酵を止めてしまうものがあります。
それ以上発酵しないので、品質は一定になり、冷蔵での運搬が不要になったり、出汁入りにするなど加工ができるようになるからです。
ですが、酵素や乳酸菌、酵母は生きた状態ではないので、これらの恩恵もありません。
ですから、お味噌が「生きているか」見分ける必要があります。
本物の「生味噌」を、見分けましょう。
生味噌を選ぶポイント
パッケージに惑わされない
購入するときに、表面の名称や表示だけ見ていると、見分けるのは難しいものです。
「生味噌」とはっきり書いてあると良いですが、書いてないものもあったり、「生味噌タイプ」と書いてあったとしても実際の「生味噌」ではない場合もあります。
なので、原材料や製造方法など、チェックポイントは必ずチェックしています。
原材料は、シンプルなもの
必ず、裏面の「原材料」の項目をチェックします。
原材料は、余計なものが入っていないというのもわかりやすいです。
基本的な、米、大豆、麹、塩などシンプルなもの。
原材料に「酒精」と書いてあるものは、アルコールで発酵を止めているので、酒精が使われていないもの、アミノ酸など、添加物が入っていないものを選んでいます。
そういえば、以前は、忙しいという理由で、出汁入り味噌を使っていたっけ。。
リーキーガットになった背景には、こういうのも日々積み重なっていたのかもしれませんね。。
冷蔵コーナーで販売されていることが多い
全てではありませんが、冷蔵コーナーで販売されていることが多いです。
発酵が進んでしまわないように、低温で保存しているからです。
パッケージに、呼吸用のバルブが付いている
パッケージに、お味噌が呼吸するための穴があるもの。
これは袋入りのタイプで、呼吸用のバルブがついていました。
容器に入ったものだと、上蓋にポツンと小さな穴が一つ空いているものが多いと思います。
これはわかりにくいのですが、よーく見ると見つかります。
お味噌と楽しく美味しく付き合う方法
いろいろなお味噌を楽しむ
こちらのお味噌は、今私が食べているお味噌三兄弟です(笑)
三種類ありますが、全て製造元は異なります。
左から、2年熟成、1年熟成、3年熟成のお味噌です。
私は白いお味噌で育ちましたが、お味噌に対してはそんなにこだわりはありません。
たまたま見かけて美味しそうだな、と思ったら購入しています。
最近は、地域の個人の方の作ったお味噌が売られていたり、遠方の歴史のあるお味噌の催事販売など、いろいろなお味噌が手に入るので、好奇心を発揮して、試してみるのが楽しみです。
いくつかタイプの異なるお味噌があると、合わせて使うこともできるので、楽しいですよね。
大抵はお味噌汁に使いますが、最近は生野菜にそのままつけていただくのが、至福です♪
いろいろな材料を使ってディップを作り野菜スティックを食べていましたが、美味しいお味噌を食べるようになってから、お味噌だけで食べる方が、滋味深くて何倍も美味しいんです。
日本の昔ながらの食べ方ですね。
お味噌をあまり加熱しない
せっかくの生味噌なので、食べるときも酵素パワーをそのままいただきたいですよね。
酵素の働きをそのまま保つには、60度以上にしないというのが、ローフードでは言われています。
熱々のお味噌汁を飲みたいときは熱々にしますが、そうでないときは、具材が煮えたら火を止めて少し冷ましてからお味噌を溶くようにしています。
生野菜にそのまま生味噌をつけていただいたり、茹でた野菜の和え物に生味噌を使ったり、加熱しない調理はシンプルですが、美味しいお味噌を使うからこその楽しみ方です。
保存は冷凍庫で
私はお味噌を冷凍庫で保存しています。
お味噌を冷凍庫に入れると、凍ることもなく、通常の状態と変わらずに保存できます。
風味も変わらず、goodです!
まとめ
私がお味噌を選ぶポイント、生味噌についてご紹介しました。
せっかく食べる発酵食品ですから、本物の生きた発酵食品を選びたいものです。
私の場合は、腸活目的もありますが、本物の味噌はお味も滋味深くて美味しいので、食事の楽しみにもなっています。