タピオカクレープでお食事系クレープサンドいろいろ グルテンフリーレクチンフリーなブラジリアンクレープ
ブラジルの国民食、ブラジリアンタピオカクレープ。
タピオカ粉だけで作る真っ白でモチっとした食感の、クレープ生地です。
以前、クレープの作り方をご紹介しました。
タピオカドリンクに入っている、もちもちしたタピオカの材料が「タピオカ粉」ですが、レクチンを含んでいないので、グルテンフリーレクチンフリーのデンプン粉としても重宝する食品です。
タピオカクレープは、このタピオカ粉と少量のお水だけで作ることができるクレープ。
タピオカ粉自体は、一般的ではありませんが、最近は輸入食材店などでたいてい販売していて、価格もお手頃なお粉なので、私はお料理のとろみづけなどに使っていて常備しています。
片栗粉の原料はレクチンを含むじゃがいもなので、レクチンフリーの代用食品の一つとしてのタピオカ粉。
ですが、タピオカ粉で作るクレープが意外と美味しくて、今ではクレープ作りのためにタピオカ粉を購入しています(笑)
前にご紹介した食べ方は、甘いチョコナッツバターとバナナを挟んだスイーツ的なクレープでしたが、クレープ自体は甘さはないので、お食事系クレープとしても使えます。
何度か「お食事系」でクレープサンドを作って食べているので、ご紹介しますね。
タピオカクレープの生地
タピオカクレープの生地の作り方は、以前のブログをご参照くださいね。
タピオカ粉に少量の水を入れて、粉全体を少し湿らせた状態にしてから、フライパンに粉を平らにならして焼きます。
オイルは不要なので、とてもヘルシーです。
粉の状態で焼きますが、火が入ると、粉どうしがくっついて、一枚のクレープ状になります。
作り方が、これまで経験のないものなので、初めのうちは戸惑いましたが、慣れると、材料も手順も簡易なものなので、手軽にできる不思議なクレープです。
独特のモチっとした食感がクセになるんです。
きんぴらクレープサンド
和食の定番、きんぴらをサンドしました。
◯ 人参とレンコンのきんぴら
スライスした人参ときんぴらを、ごま油で炒めて、お醤油で味付け。仕上げに白ごまをパラリと。
◯リーフレタス
◯クルミミルクの自家製マヨネーズ
クレープでサンドしていただきます。
きんぴらって、サンドイッチなど合いますよね。あっさりとパクパクいただきました。
お夕食のきんぴらが残ったら、ぜひお試しを。
キノコソテーのクレープサンド
ちょっとジャンクな感じにしてみたくて、キノコのソテーをケチャップとサンドしてみました。
◯ キノコソテー
キノコ(エリンギ)をフライパンで焼いて、軽く天日海塩で味付け。
◯ 玉ねぎの酢漬け
これは常備食材にしているものです。玉ねぎのスライスを、酢(アップルサイダービネガー)につけたもの。保存瓶に玉ねぎを入れて、酢をひたひたになるまで注いだものですが、常温で半永久的に痛むことなく使えて便利です。お肉やお魚にも合いますよ。わたしはサラダや和え物などと一緒に食べます。
◯ レタス
◯ 有機ケチャップ
◯ ニュートリショナルイースト、乾燥ディルをお好みで。
私はお肉を食べないので、キノコでボリュームのあるサンドにしてみました。
今回は、ケチャップを直にクレープに塗りましたが、このクレープは水分に弱く、ケチャップをダイレクトに塗ると破れやすくなってしまう、ということがわかったので、ケチャップはあとで具材の上にかけた方が良いです(笑)
ニュートリショナルイーストはチーズ風味なので、ケチャップと合わせると、ジャンクな雰囲気のクレープになりました。
なかなか食べ応えのあるクレープです!
山芋と人参のクレープサンド
最近、山芋を焼いて食べるのがマイブーム。
山芋のソテーと人参のクミン炒めをサンドしてみました。
◯ 山芋のソテー
山芋を1cm幅にカットして、フライパンでソテー。仕上げにお醤油を少し絡めて味付けしました。ちょっとおこげが(笑)。
◯ 人参のクミン炒め
千切りにした人参をフライパンで弱火で炒めます。はじめに塩を入れると、よく甘みが出ます。クミンシードを入れて香りが出たら出来上がり。
◯ わさび菜
美味しそうなわさび菜が売っていたので、柔らかい葉の部分を使いました。少しほろ苦さがあってアクセントになります。
山芋も人参も大好きな食材なので、サンドしてみましたが、山芋のほくほくと、人参の甘さとクミンの香りで美味しくいただきました。
照り焼きテンペのクレープサンド
テンペを照り焼きにして、照り焼きサンドにしてみました。
◯ テンペの照り焼き
作り方は下に書きました。
◯ 人参のラペ
スライスした人参、塩、酢(ホワイトバルサミコ)、オリーブオイルで和えます。ホワイトバルサミコはフルーティーな甘みがあり酸味が柔らかくておすすめ。
◯ 玉ねぎのソテー
照り焼きの後のフライパンで、スライスした玉ねぎをソテーしたので、残っていた照り焼きのタレが絡んでいます。
◯ リーフレタス
クレープを食べ慣れてくると、徐々にサンドする量が多くなってきます(笑)
テンペの照り焼きはほくほくして、お肉の代用のメイン食材として、存在感がありますね。
玉ねぎの甘みと酸味のある人参は、照り焼きによく合います。
かなりボリュームのあるクレープなので、お腹いっぱいになりました(笑)
テンペの照り焼き
テンペは、市販のものを使っています。(手作りテンペのレシピもあります)
市販のテンペと言っても、あまり見る機会はないと思うので、ご紹介がてら写真を載せますね。
テンペは、大豆を発酵させた発酵食品で、アジア圏ではポピュラーな食品です。お肉の代わりに使われることも多いです。
大豆に含まれるレクチンは、発酵させることで、低減されます。
これは、健康食品店などでは、よく見かけるテンペ。
中はこんな風に、密閉されています。
大豆はくっついてブロック状になっているので、お好みの大きさにカットして調理します。
今回は、カットしたテンペを、お醤油と生姜のすりおろしとメープルシロップのつけだれになじませてから、フライパンで焼きました。
全体がこんがり焼き色がついたら、つけ汁の残りを絡めて、出来上がり。
テンペの照り焼きは、お肉の代わりになるボリュームのある一品になります。
まとめ
今回は、タピオカクレープで作ったお食事系クレープサンドをいくつかご紹介しました。
こうして並べて見ると、和風テイストな食べ方ばかりだったことに気づきましたので(笑)、今度は洋風テイストな食べ方も楽しんでみたいと思います。
レクチンフリー、グルテンフリーだと、使う食材の選択肢が狭くなってしまいますが、そんな時の一つにタピオカクレープは手軽に使えるのではないかと思いますので、興味があればぜひお試しください。