カフェイン断ちの離脱症状は? カフェインレス生活で、頭痛・浮腫み・頻尿・イライラが解消!
半年ほど前ですが、急に思い立って、カフェイン断ちをしました。
1週間ほど、離脱症状と思われる症状がひどくて辛い思いをしましたが、その後は、それまで気になっていた不快な症状がなくなり、心地の良い体になりました!
- カフェイン断ちをして、離脱症状が消えるまでの1週間
- カフェイン断ち後、ゆるく継続することに・・
- カフェインをたまに楽しむことで、不快な症状が・・
- 私が完全にカフェインレス生活になって、感じたメリット
- カフェインについて調べてみました
- カフェインとは?
- まとめ
カフェイン断ちをして、離脱症状が消えるまでの1週間
カフェイン断ちの経緯
私は、コーヒー、紅茶が大好きで、特にコーヒーには目がありませんでした。一日にコーヒーを何杯も飲んで動悸がしたことがあり、それからは1日にコーヒーは1、2杯、それ以外はデカフェにしていました。
ある日、コーヒー豆のストックが切れたので「せっかくだからこのままカフェインをやめてみよう」と何となく思いました。
あまり深く考えもせずに、その日から、カフェインの入った飲み物(コーヒー、紅茶や緑茶など茶葉を使った飲み物)やチョコレートをやめました。
ものすごい眠気、ひどい頭痛が出現。
翌日、眠くて、眠くて、起きているのが辛いほどでした。ホルモンか、お天気の影響だろう、と思っていました。
2日目も、やはり眠くて仕方がなくて、夕方になると、今度はひどい頭痛が出現しました。
この辺りで、ようやく、カフェインの離脱症状ということに気づきました。
3日目は、眠気は徐々に治ってきましたが、頭痛がひどいし、なぜか首や肩がものすごく痛いんです。背中もあちこち痛みます。
痛みがひどくて何にも集中できないし、ひたすら痛みに耐えていました。
鎮痛剤を飲もうかとも思いましたが、よく考えてみると、鎮痛剤にもカフェインが入っていることに気づき、飲むのはやめました。
この痛みは、6日目くらいまで続きました。
1週間で、やっと、これらの症状が治まりました。痛みがあったことなど忘れてしまうほど、すっかり何もありません。離脱症状って、すごいです。
これまで、カフェイン中毒だったんだな、とあらためて思いました。
カフェイン断ち後、ゆるく継続することに・・
離脱症状に苦しんだ1週間。
せっかく辛い離脱症状を乗り越えたので、このまま、カフェイン断ちを継続することにしました!
ですが、外食や美味しい喫茶店などに行った時には、美味しいコーヒーを楽しみたいし、たまには良いかな、というゆるめの継続に。。。
もちろん、自宅では、コーヒーと緑茶はデカフェにして、他のカフェイン飲料は全てやめました。
カフェインをたまに楽しむことで、不快な症状が・・
外出先でたまに飲むコーヒーなどのカフェイン飲料。
たまにだから問題なし、と思っていましたが、飲んだ翌日か翌々日に、毎回ではないにしろ、頭痛になることが何度かありました。それが、結構辛いんです。
一日で良くはなるんですけれど、以前に経験した離脱症状と同じで、頭が痛いし、体がだるかったり痛かったり、気分的にもドヨーンとする感じです。
結局、たまのカフェインもやめることにしました。
今ではデカフェのみで、ほぼ完全にカフェインのない生活です。
私が完全にカフェインレス生活になって、感じたメリット
カフェインが抜ける時の、頭痛や肩こりなど血管拡張に伴う不快な症状が出現しない。
カフェインには、血管収縮作用があり、頭痛の時にカフェインをとると、頭痛が良くなるのはこのためです。
逆に、カフェインが抜ける時には、血管拡張が起こります。カフェインの離脱症状では、血管拡張に伴う頭痛、首や肩の痛み(コリ)などの辛い症状が出現することがあります。
カフェインをとったりとらなかったりすると、私の場合は、カフェインが抜けるたびに、血管拡張が起こる際の頭痛、首や肩の痛み(コリ)、体のだるさなどの症状が顕著に出現することがわかりました。
完全にカフェインをとらないことで、こういった症状が全く無くなり、体が快適です☆
やる気や気分のアップダウンがない。
以前は、起床時や仕事など、眠気を飛ばしたいときや、やる気を出したいときに、自然にコーヒーに手が伸びていました。
たまにカフェインをとっていた時期は、コーヒーを飲むと、ものすごく頭が冴えて、集中力が上がり、やる気に満ちるのが、はっきりとわかりました。
これはカフェインの良い効果ですよね。
ですけど、カフェインをとった時と、とらない時との反動が大きいんです。やる気満々過ぎて、後で疲れてぐったりすることも。。
カフェインが全くなくとも、平常運転でやる気も出ますし、かえってアップダウンがない方が、私は気持ちよく毎日過ごせることに気づきました。
トイレが近くなることが無くなり、体が浮腫まなくなった。
以前は、カフェインの利尿作用で、トイレが近くなることがよくありました。
カフェインを全くとらなくなってから、そういえば、トイレが近くなることがないような。。。
以前は、起床時に体のむくみもひどかったし、特に朝〜午前中は、トイレに何回も行くことが多かったんです。外出先だと、トイレにすぐに行けず、困ることも。
これは、朝食の時と朝仕事のスタート時に必ずコーヒーをたっぷり飲んでいたからかも。
カフェインをやめた今では、トイレが近いという現象がありません。
起床時のむくみも、気にならない程度になりました。
カフェインの利尿作用で、たまった水分を一気に排尿し、それ以外の刺激のない時は水分を溜め込んで浮腫む、という現象を引き起こしていたのでしょうか。。
コーヒーを飲みたい!!という、欲求がわかない
これは、依存症状ですよね。
飲んでホッとするのは、コーヒーには限らないですが、 たぶん、少しイライラもしていたように思います。飲んだらホッと落ち着くというのは、カフェインが切れて、イライラしていたからかもしれません。
イライラにカフェインが効くというより、カフェイン切れがイライラを招いていたということですね。
まさに中毒的でした。
カフェインレス生活になった今では、こうした欲求に振り回されることがなく、精神的にも穏やかさを保てます。
カフェインについて調べてみました
カフェインについて、Wikipediaにわかりやすく書いてあったので、参考に整理したいと思います。
カフェインとは?
カフェインとは、興奮作用のある精神刺激剤。覚醒作用、解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用を示す
カフェインを飲むと、「目が醒める」「頭がすっきりする」「トイレが近くなる」などありますよね。
カフェインはどんなものに含まれているの?
カフェインを含む食品コーヒー、コーラ、栄養ドリンク、緑茶、紅茶、ココア、マテ茶、チョコレート、チューインガム
一部の頭痛薬のように、カフェインは医薬品としての利用もなされている
カフェインを含む食品は、とても身近なものばかりですね。
もともと頭痛持ちの私は、頭痛薬はいつも携帯してよく使っていましたが、これもカフェインでした。
カフェインは、体にどのような影響があるの?
そもそもカフェインは、体にどのような影響を与えるのでしょうか?
身体的影響カフェインは一時的に頭痛を止める働きがある一方で、常用するとかえって頭痛が起こりやすくなる。これは、カフェインの脳血管収縮作用により頭痛が軽減されるためで、時間の経過と共にこの血管収縮作用が消えると、反動による血管拡張により頭痛が生ずることがある。カフェインの常用で血圧が4〜13mmHgほど上昇する可能性も報告されている。カフェインはエストロゲンの分泌を亢進させる働きがあるため、乳腺症などのエストロゲンによる症状がある場合、カフェインの摂取を控えることで症状が改善する場合がある。
「カフェインは、頭痛を抑えてくれるけれど、常用すると頭痛の原因になる!!」って、私、もともと頭痛持ちだったので、この辺りものすごく当てはまります。
カフェインが、エストロゲンに影響があるんですね。婦人科のお悩みがある場合は、必見かも。
中毒過剰摂取によるカフェイン中毒による死亡は稀であるが報告されている。薬物誘発性不眠症の原因として最も多いのはカフェインである。
コーヒーを飲むと眠れないという人は、コーヒーが不眠の原因だとわかっているけれど、不眠症で、カフェインが原因だと気づいていない場合も以外に多いのかもしれませんね。
依存と耐性カフェインを繰り返し摂取すると、軽い精神的依存が発生する(カフェイン依存症)。またカフェインの作用(特に自律神経への働き)は、使用していくごとに効果が減少し、これは薬物耐性とされる。いくつかの作用(全てではない)への耐性はすぐに形成され、特にコーヒーやエナジードリンクの常用者には顕著である
カフェインは興奮作用がありますが、使えば使うほど効果が感じられなくなるから、「もっとたくさん欲しい!!」「コーヒーおかわり!」「エナジードリンク!」となるんですね。
カフェイン断ち後の、離脱症状は?
カフェイン断ち直後は、私と同じように、カフェイン離脱症状が出る人がいるようです。
カフェインの離脱症状には、頭痛、短気、集中欠如、疲労感、過眠、胃・上半身・関節の痛み などがある。カフェインの摂取を中断してから12時間から24時間後に発生し、ピークはおよそ48時間後で、通常は2日から9日間で収まるとされる。 長期間のカフェインの摂取者では、離脱症状は抑うつ、不安、胃腸不快感、筋肉痛、カフェイン摂取の欲求などが報告されている。
カフェインには、血管収縮作用があるため、カフェイン摂取により収縮していた血管が、カフェイン断ちで急に血管が拡張することにより、頭痛や首・肩こりなどを引き起こす原因になります。
離脱症状が出るか出ないか、どの程度出るか、などは、体質やそれまでとっていたカフェインの量によっても異なるようです。
また、症状がどのくらいの間継続するかというのも、個人差があるようです。
まとめ
なんとなく始めたカフェイン断ち。不意の離脱症状は大変だったものの、カフェインレス生活になった今では、メリットをたくさん感じることができて、本当に良かったと思っています。
一番は、頭痛や浮腫みなど、長年の悩みの多くが解消したことです。
カフェインレスのドリンクも増えているので、関心のある方も多いと思いますが、カフェイン断ちをする際には、ある程度予備知識と準備をすることをオススメします。
私は計画性もなく始めてしまいましたが、離脱症状があったことを考えると、休めるように連休中に行ったり、カフェイン摂取量をある程度の期間を設けて少しずつ減らしてから完全に断つというように体を慣らせるなど、あらかじめ対処を考えて準備してから行えば良かったなと思いました。
私の経験を中心に書きましたが、何か参考になることがあれば嬉しいです。