にがりに含まれるマグネシムを比較してみました 現代人はマグネシウム不足?にがりで肌ケア・電磁波対策に使っています
現在人はミネラルが不足している、とよく聞きます。
一般的な食塩は、塩化ナトリウムという化学物質のみの単体で構成された、いわば化学物質です。
自然界ではこのような状態で存在していません。
本来の「お塩」には、塩化ナトリウムだけではなく、海の様々なミネラル成分が含まれているので、私は天日海塩を使っています。
天日海塩は、甘みがあって味わい豊かで美味しいです。
海のミネラルたっぷりの「にがり」も、料理に使うようにしていました。
私は、電磁波の影響と思われる不調に見舞われて、電磁波対策をいくつか行っています。電磁波の影響でビタミンやミネラルの消費が著しく増えてしまうようで、それらを補給することはとても大切でした。不足すると、過敏さが増すからです。
ミネラル補給の一つとして、にがりは大切なものの一つ。
メインはマグネシウムですが、不足していると電磁波に対する過敏さに拍車がかかるので、マメに補給することで調整し、今ではにがりを摂ることが日常の一部になっています。
これ以外にも、肌ケアにも使えて万能です。
その「にがり」ですが、商品によって、マグネシウムの含有量が異なるんですね。
今手元にある3種類の「にがり」で、マグネシウムの含有量を比較してみました。
使い方も紹介しています。
現在人はマグネシウム不足
wikipedia マグネシムより、マグネシウムの摂取状況を参照してみました。
摂取状況
平成22年国民健康・栄養調査によれば、日本人成人(30 - 49歳男性)の推定摂取量は240 - 244mg/日とされ、WHO推奨量である420mg/日より不足している
これを見ると、WHOの推奨量と比べると、半分くらいしか摂取できていないようです。
不足すると、足など筋肉がつったり、顔などどこかの筋肉がピクピク痙攣するのはよく知られていますが、糖尿病やうつ病、免疫(マグネシウムの摂取が多いほど体内の炎症反応が少ない)などとの関連性についても記載されています。
免疫というあたりでは、私の場合、リーキーガット(腸漏れ)や電磁波過敏症は体内で炎症が促進されている状態なので、まさにぴったり!と思いました。
摂りすぎもよくありませんので、マグネシウムを摂取する場合は、量を確認しましょう。
詳細については、wikipedia マグネシウムをご覧くださいね。
3つのメーカーのにがり
今手元にあるのは、3つのメーカーのにがりです。
いずれも。比較的手に入りやすく、一般的に人気のにがりだと思います。
使った順に、番号を振ってみました。
成分表示は、より詳細なものがあるのかもしれませんが、商品に記載されているものを以下に書きました。
① 海精 にがり
200ml入り 510円(税別)
成分表示 100ml中
マグネシム 5700mg
カリウム 1600mg
本商品200ml中に、マグネシウム 11400mg
海の精という自然塩で有名なメーカーさんのにがりです。
はじめこちらをしばらく使っていました。
容器は、先が細くなっていて一滴ずつ使いやすく、詰め替え用のパック入りのものもあります。
こちらは通販で購入していました。
② 天海のにがり
450ml入り 810円(税込)
成分表示 15ml当たり
食塩相当量 0.12mg
マグネシウム 142.5mg → 100ml当たりに換算すると、950mg
本商品450ml中に、マグネシウム 4275mg 含有
赤穂の天塩を販売しているメーカーさんのにがりです。
私の近所のスーパーで販売されているのは、こちらのにがりなので、入手しやすいです。
一日量が15mlと記載されていて、これは大さじ1なので計量しやすいですね。
③ 亀山堂 海の恵み 赤いにがり
1000ml入り 2200円(税込)
成分表示 100ml中
ナトリウム 984mg
マグネシウム 6500mg
カリウム 3300mg
カルシウム 2200mg
本商品1000ml中に マグネシウム 65000mg 含有
亀山堂さんという、にがりを専門に扱っているメーカーです。
通販の口コミで良さそうだったので、購入してみました。
詰め替え用の先端の細い小ボトルがついていて、滴数で使う量を勘案できます。
3つのにがりのマグネシウムの比較
こうしてみると、マグネシウムの濃度がメーカーによってかなり異なります。
海水をとる場所や製法の違いにもよるのでしょうね。
濃度としては、②天海のにがりさんは、他の二つと比較して、6分の1くらいですね。
一番濃度が濃いのは③亀山堂さんですが、①海精さんも近い濃度です。
濃度が異なっても、使用する際にマグネシウムで換算すると良いのですから、優劣があるということではありません。
濃度が薄い方が計量など使いやすいという場合もあるでしょうし、用途にもよりますよね。
成分の詳細についてはこれ以上わかりませんが、他にも異なるのかな。
にがりを使ってみての感想
ここには私の体感したことを中心に記載しますが、主観的なものですので、誰にでも当てはまるものではありませんし、私の勘違いかもしれませんので、ご了承くださいね。
私は、にがりはもともと料理や飲用水にたまに入れる程度の使い方をしていました。
電磁波対策に、マグネシウムを積極的に摂りたい状況になって、水など飲み物に入れて、一日数回飲んでいます。
①海精のにがりは、お水に入れると、わずかに塩味と旨味と苦味のような味がしますが、電磁波がきついな、という時に飲むと和らぐので、外出時も持ち歩いて、はじめの頃は一日を通してこまめに飲んでいました。
海精のにがりの買い置きがなくなったので、今後も続けるのに身近なところで購入しようと、近所のスーパーで取り扱いのある②天海のにがりを購入して使い始めました。
②天海のにがりは、にがりの飲み方として「水600mlに、にがり15mlを薄めて」と表示があります。
水に入れて飲んでみたところ、味わいがとくに感じられず、体感的に電磁波の和らぐ感じが無いんですよね。
使用感がずいぶん違うので、成分表示を見ると、マグネシウム含有量や濃度が、海精のにがりとは異なるので、そのせいなのかな、と思いました。けれど、たくさん入れてもあまり変わらないような。。
それで、今度は口コミの良さそうな、亀山堂さんのにがりを購入してみました。
③亀山堂さんのにがりは、小さな詰め替えボトルがついていて、一日30滴を水で薄めるにがり水の紹介があります。
飲んだ印象と体感は、海精のにがりとほぼ同じでした。電磁波の過敏さも和らぐし、お味も美味しいです。
1リットル入りの大きなボトルなので、しばらくなくなりそうにありません。
にがりの使い方
にがり水
亀山堂さんのにがりでは、「100mlの水に(付属の小ボトル)3滴を目安に1日5回ほどお飲みください」とあります。
水やお茶など飲み物に入れて、ちょこちょこと飲んでミネラルを補給。
この小ボトルは、持ち歩けるし、とても便利です。
にがり化粧水で肌ケア
亀山堂さんのにがりには、購入時に、パンフレットが入っていて、「にがり化粧水の作り方」が紹介されていたので、作ってみました。
にがり1ml(20滴)を水100mlに入れた、にがり化粧水。
水は精製水が良いと思います。
私は、蒸留水を家で作っていますので、それを使っています。
空き容器に入れて、小瓶は持ち歩き用、大きめボトルはお風呂上がりに体にパシャパシャします。
マグネシウムは、飲用以外に、肌からの吸収も良いですし、肌もツルツルになります。
肩こりの時に、肩に塗ると、コリが和らぎました。
ミネラルたっぷりなので、頭皮ケアにもいいかと思い、お風呂上がりに頭皮にも使って軽く頭皮マッサージもしています。頭皮が柔らかくなってスッキリして気持ち良いです。
調べると、にがりを飲んで、白髪や抜け毛が良くなったという書き込みが結構ありました。にがりには通常マグネシウム以外に、亜鉛や銅などのミネラルも含まれていますから、メラニン生成に良いんですね。白髪対策としても期待したいなぁ。
料理やお風呂にも
このほか、お米を炊く時に数滴入れるとふっくらしますよね。私はお米を食べませんが、お味噌汁やお料理にちょっと入れると味がまろやかになるので気に入っています。
お料理以外にも、お風呂に入れたり、色々活用できます。
マグネシウムは、筋肉の緊張を和らげるので、筋肉疲労や疲れをとるのにも、効果的です。
まとめ
最近使ってみた3つのにがりについて、成分や使用感を比較してみました。
どれが優れているということではなく、たくさんのメーカーがありますし、にがりを選ぶ際には、使用目的や自分の好みに合ったものを見つけると良いと思います。
マグネシウムをはじめ、ミネラルやビタミンは、現代の生活では不足することが多いので、摂取を心がけるようにしたいですね。
にがりを選ぶときの参考になりましたら嬉しいです。
電磁波過敏症 資料 参照
電磁波過敏症については、以前本を2冊紹介していますが、ネットで参照できるところのリンクも参考に下に貼りました。
電磁波から健康を守る全国連絡会 電磁波の健康影響を考えるシンポジウム
これはエプソムソルト。硫酸マグネシウムです。お風呂に入れてマグネシウムを肌から吸収します。体が温まり、筋肉疲労や疲れた時に効果的です。
これはマグネシウムオイル。肌にスプレーして、肌から吸収させます。