伝書鳩のブログ

レクチンフリー・グルテンフリー・自然派生活

お腹の不調、頭痛、関節痛、中年太りの原因は、リーキーガット症候群でした

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私は、30歳代中頃から徐々に体重が増え中年太りに、40歳代になるとお腹の不調に悩まされました。他にも体のあらゆるところに不調が出てきました。

 

そして、40歳代半ばになり、これらが全てリーキーガット症候群が原因だということに気づきました。

 

 

 

リーキーガット症候群とは?

「リーキーガット」とは、「腸漏れ」のこと。

 

 簡単にいうと、腸壁における免疫機能が崩れて腸漏れ状態になり、体内に異物が入り込むことで、体中で様々な症状・疾病が出現します。

 

 近年、腸の重要性が話題になっていますが、リーキーガット症候群についても海外ではかなり注目されるようになりました。

 

ですが、日本ではまだ一般には知られていないのが現状です。医療機関でも専門に扱っているところはわずかなので、知らずに潜在している場合がかなりあるではないかと思います。

 

そこで、私がリーキーガット症候群になり、自分で対処した様々な経過や、現在の健康体を手に入れた話を少しづつですがご紹介したいと思います。

 

私の経験は、「自己流」「自己判断」で取り組んできたものです。また、医療機関に相談したり、診断を受けたものではありません。相談できる医療機関があれば良いのですが行ける範囲では見当たらなかったんです。

 

 

子供の頃からこれまでを振り返ると・・・

今から思えば、子供の頃からあった症状は、時々ある「頭痛」、食後の強い「眠気」、疲れやすい、お腹を壊しやすい、など。

 

単に、「頭痛もちだから」「お腹がいっぱいになれば眠くなるもの」「体力がないから」と思っていました。子供の頃はお腹がゆるくなりがちで、そんな時は正露丸を飲んでいました(笑)

 

30歳代半ばから、急に体重が増加。中年太り?

私はもともと痩せ型の体型で、20歳の頃の体重をそのまま維持していましたが、30歳代半ば頃から、体重が少しずつですが増えるようになり、数年で7kgほど増えました。

 

中年になり、代謝が落ちたから仕方ないか、と特にダイエットなどすることはありませんでした。並行して頭痛の頻度が上がりましたが、体重と関係しているとは考えたことがありませんでした。

 

仕事も忙しくパソコン作業も多かったので、頭痛が増えたのは、肩こりや目の疲れによるものと思っていました。

 

体重が増え始めたのと同時に、体に様々な症状が・・

その頃から、日常生活は通常通り送れるのですが、体調が優れないと感じるような症状が、色々と出てきました。

 

  • 頭痛がある日が増えてきた → 日常的に、ロキソニンなど鎮痛剤が必需品に。
  • 肩こりや腰痛など身体のひどいコリ → 整体やカイロプラクティックに通うようになりました。
  • 起床時の指の関節のこわばり  → 整形外科では、リウマチではなくPCのしすぎだと。
  • お腹の張り → 太ったからと思っていました
  • 活字が読み難い、視力低下 → 老眼と思っていました
  • 虫刺されがひどく腫れる、歯茎が腫れやすい、鼻炎など、体のあちこちで炎症が起こりやすくなる → 更年期で体質が変わったのかな?など思っていました
  • 記憶力低下 → 年齢的に若い頃と比べれば当たり前と思っていました
  • 汗や体臭が気になる → これまで気になることがなかったので、歳をとるとはこういうものか、と半ば諦めの気持ち・・・

 

体のあちこちの不調。部位も症状もバラバラなので、それぞれが関係するとは考えることはなく、それぞれに対処していました。

 

お腹がパンパンに張り、食事が摂れなくなりました

ある時、お腹がひどく張って、食事が全くとれなくなりました。

 

まるでカエルのお腹のようにパンパンです。お腹が全く動いていない感じで、胃腸薬を飲んでも効果はありません。

 

そのため、消化が悪そうなものを控えようと思い、少し前から食べ始めていた「玄米」をやめたところかなり改善しました。お腹の張りは、玄米のフィチン酸による消化不良が原因なのかなと思いました。

 

 

ある食べ物を抜くと、症状が劇的に改善した

ある食べ物とは、白米小麦です。

 

玄米をやめてから、グルテンフリーや糖質制限などの話も聞くので、なんとなく「白米」や「小麦」を食べずに過ごしました。

 

するとお腹がすっきりとしてきました。単に、糖質を減らしたからダイエット効果でお腹のお肉が減った、という感じではなくお腹の中のむくみというか、腫れが取れたような印象でした。

 

白米小麦を食べるのをやめてしばらく経つと、「頭痛」の頻度が激減していることに気づきました。子供の頃からある「頭痛」がないのは私にはかなりの衝撃。

 

それから、ガチガチだった肩こりが少しづつ改善していきました。指の関節のこわばりも、いつの間にか消えていました。

 

その後、外食などで、たまに白米を食べると、翌日や翌々日くらいに「頭痛」や「頭のぼんやり感」があります。パンやパスタなど小麦を食べると、翌朝「指のこわばりや関節痛」があるんです。

 

小麦が腸に良くないというのはよく耳にしますが、まさか、日常の主食の白米が、不調の原因になっているとは考えたことがなかったので衝撃でした。

 

体が快適になるにつれて、これまで気にしていなかった症状にさらに気が付き始め、また、食べ物との関連について、調べるようになりました。

 

キーワードは、リーキーガット症候群

主に、インターネット上で色々と調べているうちに、リーキーガット症候群、腸内のカンジダ感染、腸内細菌などのキーワードにたどり着きました。

 

ですが、まだあまり知られていないようで、情報が少なかったです。最近はこれらに関する本の出版など、情報が増えてきているように感じられます。

 

リーキーガット症候群といっても、どのような背景があるかによって、対処法も変わってきます。

 

私の場合は、レクチンというタンパク質、これは植物毒なのですが、このレクチンについて扱っている本を見つけたことで、その後対処がスムーズにできるようになりました。

これ以外にも、数冊の本を参考にしたので、次回は参考にした本について紹介します。

 

このブログの内容は、医療に代わるものではありません。不調がある場合は、主治医や専門医にご相談してくださいね。

 

 

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