カフェインレスな飲み物〜野草茶いろいろ〜よもぎ茶・スギナ茶・たらの木茶・びわの葉茶
カフェイン断ちをしてから、カフェインを含んでいる飲み物を飲むのをやめています。
カフェインが原因になっていた不快な症状(頭痛、むくみ、頻尿、イライラ)がないのは、とても心地良いです。
とはいえ、コーヒーや紅茶、緑茶は好きなので、代わりになるおいしい飲み物を開拓しています。
カフェインレスコーヒーは以前ご紹介したので、今回は、和のテイスト「野草茶」をいくつかご紹介します。
よもぎ茶
野草茶の中で、一番好きなのが「よもぎ茶」です。
よもぎ独特の、香りとほろ苦さと甘みがたまりません。
飲むとほっこりとリラックスして、とにかく体が温まるので、お夕食の後に飲むのが、定番。食後のお口の中も、スッキリさっぱりして、濃いめの緑茶を飲んだ時に似ています。
よもぎは、漢方にもあり、万能の生薬と言われ、とくに女性のためのハーブとして人気です。 豊富な葉緑素(クロロフィル)は、浄血や増血に効果があります。
デトックス効果により、老廃物・毒素を排泄し、代謝促進してくれるので、冷え性やダイエットなど、女性に嬉しい効果が期待できます。
スギナ茶
野草茶の中ではポピュラーな、スギナ茶です。
私はこのお茶を買うまでスギナを知らなかったのですが、ツクシの葉(?)の部分なんですね。
ご近所をよく見ると、たくさん生えている、とても身近な野草です。
繁殖力旺盛なので、厄介者的な扱いされることが多いようですが、ものすごくパワフルな力を秘めています。
注目する成分としては、豊富に含まれる「ケイ素」、これは「シリカ」とも言います。人体、細胞の維持に欠かせない必須ミネラルです。美肌にもいいんですよね。
サプリメントでも、植物性のシリカといえばとても人気で、価格も結構高い印象ですが、こんなに身近なところにありました!
シリカ以外にも、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなどのミネラルや、サポニン、葉緑素などが豊富に含まれています。
スギナ茶の効用としては、デトックス、放射性物質除去、免疫力up、むくみ解消、抗酸化作用などなど、昔から民間療法としても世界中で使われています。
個人的なスギナ茶の感想としては、よもぎ茶よりも軽めな緑茶に近いポジションです(笑)
たらの木茶
たまたま見かけた「たらの木茶」。
「大好きな「タラの芽の天ぷら」の木のお茶???」と、目がクギ付けになり購入(笑)。
タラの木の樹皮を、乾燥させお茶にしたものです。
樹皮は民間薬として健胃、強壮、強精作用があり、糖尿病にもよい(by wikipedia)
樹皮の部分は生薬として用いられています。
購入者レビューを見ると、免疫力、がん、血糖値など気にされて飲んでいるという方が多かったです。
初めて飲みましたが、クセもなく、爽やかで飲みやすかったです。
森の中にいるような香りで、むしろ好き。これも、定番になりました。
私が購入したものは販売終了していましたが、こちらも良いですね。
トゲありのものは、がんに効くとか。
びわの葉茶
びわは、果実しか知りませんでしたが、葉はお茶になるんですね。
しかも、とても健康に良いそうです。
こちらは、ティーバッグ(無漂白)20包入り、1包で、500ml〜1L作れます。
1杯分だけ作りたいときは、ティーバッグを開けて、茶葉だけ取り出して作ることもあります。
お茶は、クセがなくて飲みやすく、少しだけ甘くまろやかさを感じました。
成分のサポニンは、抗炎症作用があるので、アレルギー、アトピー、花粉症に、
アミダクリンという成分は、咳止め作用の他、がんの予防や抑制、解毒作用など注目されています。
野草茶は奥深い(感想)
これまで、野草茶というものを飲んだことがなかったので、カフェインレス生活になって初めて知る世界。
飲んでみると、滋味深く、力強い印象でした。
カフェインレスのものだと、これまでは西洋のハーブティが美味しく感じられて、ミントティや、カモミールティなど好んで飲んでいましたが、最近では、すっかり「ザ・日本」という感じの「野草茶」が、体にスーッと馴染む感じで、好んで飲んでいます。
私の勝手な印象としては、「西洋のハーブティ」(私が飲んでいたもの)は、ストレスや感情面など精神面を中心に影響があるような感じ、「日本の野草茶」は、身体面を中心に影響があるような感じ、がします。
野草茶を飲むと、ものすごく「地に足がつく」「グラウディング」して、体がしっかりして、強くなるように感じています。
選ぶものにもよるでしょうし、これは主観的な感覚で、科学的根拠はございません。
まとめ
今回は、私がカフェインレス生活をするようになって、楽しんでいる野草茶をいくつかご紹介しました。
これまで、お茶といえば、茶葉を元にしたお茶に慣れていたので、野草茶は新たな領域でした。
はじめは、美味しいのかな?と不安でしたが、私の味覚には合っているようで、それぞれの持つ味わいを楽しみながら、美味しくいただいています。
今回のものは、あまりクセもなく飲みやすいと思っていますが、この辺りは、人によって好みが分かれるものもあるかもしれません。
野草茶はまだまだいろいろな種類があるようなので、また新たな出会いが楽しみです。