リーキーガット対策をして体に起こった変化。顎関節症、猫背が良くなり、小顔になりました。
これまでにいくつかの記事で書いていますが、中年になった頃、体に様々な不調を感じるようになり、原因がリーキーガット(腸もれ)だとわかってから、食事や生活全般を見直してきました。
中年以降増えた体重は減って元に戻り、不快な症状は消えて、心地よい体になりました。
体はどんどん変化します。
取り組み始めて1年を超えたあたりで、猫背が良くなり、顎関節症も改善するという変化がありました。
個人的な記録になりますが、振り返り、ご紹介したいと思います。
- 私の猫背と顎関節症
- リーキーガット対策で食生活の見直し、様々なデトックス、ストレッチなど取り組んで1年経ち、体の歪みが取れてきた
- ある日、顎がまっすぐ開くことに気づきました。顎関節症が治った!
- 体の自然治癒力はすごい
- まとめ
私の猫背と顎関節症
私は、もともと猫背で(たぶん子供の頃から)、体重が増え始めてあちこち体の不調が出始めた30代中頃から、猫背はますます酷くなって、姿勢も全体的に悪くなり、体の歪みもひどくなりました。
顔も歪んで、中心がずれているような、顔つきもちょっと変わったな、と感じていました。
その頃、長時間残業でPC作業をする毎日で、ストレスも多かったのですが、たぶん、PCをじーっと見てばかりで、ひどい姿勢だったのだと思います。
狭いスペースに、PCの台数も一人当たり複数あるような職場で、コピー機、FAXなど、電磁波もすごかったんじゃないかな。
ある日、朝食にバナナを食べようと、お口を開けたら、顎に激痛が。。。
痛くて口を開けられなくなりました。
急遽、口腔外科だったと思いますが、病院に行き検査。顎関節症とのことでした。
痛みが治まるまでの処方薬と、就寝時用のマウスピースを作りました。
自覚はありませんでしたが、寝ている間に歯を食いしばるのも良くないそうです。
マウスピースは半年くらいは、真面目に使用していたかな。痛みが治まると、そのうち使わなくなりました。
けれど、口を開けると、片方の顎が完全にずれて、ガックンと音が鳴り、顎関節が横にスライドする感じで、顔の横に顎関節が大きく出っ張るようになりました。
その後、幸い痛みが出るようなことはなかったので、良かったですが。
リーキーガット対策で食生活の見直し、様々なデトックス、ストレッチなど取り組んで1年経ち、体の歪みが取れてきた
リーキーガット対策をはじめて1年、食生活の見直し(レクチン、添加物、農薬など)、デトックス(重金属、電磁波など)、毎朝のヨガのストレッチ体操をしていましたが、体の歪みが少しずつ取れてきました。
筋膜リリースって聞いたことありますか?
コリコリするところに軽く圧を加えると、硬くなったところがほぐれて、コリが良くなるという、整体とか、セルフマッサージとかありますよね。
まさにそんな感じで、体のあちこちで固まった部分がほぐれてくる感じでした。
人間の組織は、例えば、筋肉、臓器、骨など、すべては膜に包まれています。その膜が、体の形を作っているようなイメージでしょうか。
体の構造を作る役割。
筋肉を形作るのは、筋肉ではなくて、この膜です。
膜に沿って、形、構造が作られます。この膜は、結合組織と言われますね。
結合組織は、コラーゲンとか、靭帯とか、脂肪などあります。
リンパ器官を形成するのもこれで、細網組織と言います。
特定の部位に過度に負担がかかったり、炎症が起きたりすると、この膜は周囲に癒着してくっついて、ひっつれたようになります。
そうすると、本来の膜の形が歪んでしまい、その膜で包まれている組織も形が変わってしまいます。
私の顎は前に突き出すような感じで、頭は前傾し、猫背になりさらに頭が右に傾いていました。
右側の胸鎖乳突筋が右の顎と首にくっついて埋もれてしまって見えないし、触ってもわからなくなっていました。
ほとんど動いていないし、機能していない感じです。
顔を横に向けると、右側の顔と首と肩がくっついて一緒に動いていました。
胸鎖乳突筋というのは、耳の後ろから鎖骨の中心に向かって、一本の細長い筋肉が左右にありますよ。
皆さんは、綺麗に見えていますか?
で、前述したように、食事を見直し、デトックスをすることで、全身のあちこちで起きていた炎症が治まり老廃物などの代謝が良くなり(リーキーガットの腸漏れが改善したから)、なおかつ、体操(ヨガのストレッチ)をすることでゆるやかに筋膜リリースが起こっていたのだと思います。
首は、たくさんの筋肉が支えていて何層にもなってますし、背筋や胸筋、腰部にもつながっていますし、全体のバランスを取るために、体全体にも関係していますが、これらが、一つずつ剥がれて本来の構造の形に変化していきました。
剥がれるときは、一日くらいその場所だけ剥がれるような痛みがありました。
見た目には、体のあちこちで歪みが取れたり、見た目の形が変わったり、肩や股関節など関節の可動域が広がったり、動かしやすくなるなど起こりました。
少しづつ、首の前傾が取れてきて、胸鎖乳突筋が生き返ったかのように、手で触れ、目に見えるようになると右に傾いていた首が、傾きが取れて、まっすぐになってきました。
ある日、顎がまっすぐ開くことに気づきました。顎関節症が治った!
こんな変化を少しづつ、長期間に渡って感じていましたが、ある日、洗顔の時に顔の下半分が小さくなったように感じました。
中年になると、顔全体が下にさがって、顔が間延びしたようになりませんか?
歳のせいかと諦めていましたが、下顎が引き上がって顔全体が小さいんです。洗顔の時に両手で顔を包むと、顎がやけに小さく感じました。
鏡を見ると、顔の左右差があまりないような。。
あーんと口を開けたところ、これまでのガックンがないし、下顎が横にスライドせず、まっすぐ下に開くので、開口時に、左顎が横に出っ張るのも無くなっていました。
地味ですが、すごい変化!
顎関節症が治っている!
姿勢も良くなってるので、見た目もいいけれど、何せ体に柔軟性がでて、体を動かすのがますます楽です。
体の自然治癒力はすごい
一連のことは、単に老化したものが若返ったなど、一言で言っても良いのかもしれませんが、体はいろいろなことが関係していて、単純ではないのですね。
もしくは、逆に単純とも言えるのかもしれませんね。
痛みがあれば痛みのあるところ、歪みがあれば歪んでいるところ、どこか一つを見ていると、解決は難しいのかもしれません。
顎関節症というと、顎の周囲だけの問題のように感じますが、私の場合は体全体に関係していて、その一つの現象として顎関節症があったのかな、と思いました。
体全体が快適な環境(食事や生活)を整えると、体は自ら回復して、体全体を一番良い状態に運んでくれるんだな〜と思いました。
自然治癒力はすごいですね。
まとめ
顎関節症には色々な原因があると思いますが、私の場合は、中年になってから様々な体の不調と共に出現したものでした。
様々な不調の原因の大元だったリーキーガット(腸もれ)を改善する過程で、体には様々な変化が起こりましたが、顎関節症が良くなったのもこの一連の出来事だと考えています。
個人的な経験話になりますが、何かの参考になりましたら嬉しいです。